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えらぶゾウ

サロンのダブルブッキングを防ぐ予約の一元管理|クーポンサイトと自社予約を併用するとき

クーポンサイト・LINE・電話・自社サイトから予約を受ける美容室で、ダブルブッキングが起きる仕組みと防ぎ方を解説します。予約の一元管理に必要な機能と、導入前に確認すべき連携の条件も整理します。

予約と集客更新日 えらぶゾウ編集部

ダブルブッキングは、スタッフの不注意ではなく予約台帳が複数あることから起きます。クーポンサイト、自社のWeb予約、LINE、電話と入口が増えるほど、同じ時間枠が複数の場所で「空き」として見えている時間が生まれ、そこに予約が重なります。

この記事では、ダブルブッキングが起きる仕組みを整理したうえで、入口の数に応じた防ぎ方と、予約システムで一元管理するときに確認すべき点を解説します。

ダブルブッキングが起きる仕組み

たとえば、クーポンサイトと自社のWeb予約を併用している店で、次のような流れが起きたとします。

  1. 自社のWeb予約に、土曜14時の予約が入る
  2. スタッフが気づいてクーポンサイト側の14時の枠を閉じるまでに、数十分かかる
  3. その間に、クーポンサイトからも土曜14時の予約が入る

原因は「14時が埋まった」という情報が、もう一方の台帳に届くまでの時間差です。電話予約を紙の台帳に書いてから各サイトに反映する運用でも、同じことが起きます。入口が2つなら時間差は1本ですが、入口が4つになると、反映しなければならない先が一気に増えます。

入口の数に応じた3つの防ぎ方

1. 台帳を1つに決め、ほかの入口の枠を手で閉じる

予約の入口が2つ程度で、予約数が多くない店なら、手作業でも回ります。守るべきルールは次の3つです。

  • 正とする台帳を1つに決める(紙と画面を併用しない)
  • 予約が入ったら、ほかの入口の同じ枠をすぐに閉じる(まとめて後でやらない)
  • 電話予約は、受けた人がその場で台帳に入力する

手作業の限界は、施術中に反映できないことです。1人で営業している店や、施術が続く時間帯に予約が集中する店では、時間差を埋めきれません。

2. 入口ごとに受ける枠を分ける

「平日の午前はクーポンサイト、それ以外は自社予約」のように、入口ごとに受け付ける枠を分ける方法です。同じ枠が複数の入口に出ないので、ダブルブッキングは起きません。

その代わり、ある入口の枠が埋まっていても別の入口の枠が空いたまま、という取りこぼしが生まれます。空き枠が売上に直結するサロンでは、長く続ける方法ではありません。

3. 予約システムで入口を一元管理する

クーポンサイト・自社予約・LINE・Googleなどからの予約を、1つの予約台帳に自動で集約する方法です。どこかで予約が入ると、ほかの入口の同じ枠が自動で埋まるため、時間差そのものがなくなります。

入口が3つ以上ある店、クーポンサイトからの予約が多い店では、この方法が現実的です。

一元管理できる予約システムを比べる

当サイトの比較表で、予約の入口に関わる項目を抜き出すと次のとおりです。

予約の入口に関わる機能
製品クーポンサイト連携LINE予約Googleで予約リマインド送信初期費用月額費用
Airリザーブ記載なし記載なし記載なし対応0円0円
STORES 予約記載なし対応記載なし記載なし0円0円
ビューティーメリット対応対応対応記載なし要問い合わせ要問い合わせ
Bionly記載なし記載なし記載なし記載なし要問い合わせ要問い合わせ
POS+ beauty記載なし記載なし記載なし記載なし要問い合わせ要問い合わせ
リザービア対応対応対応対応要問い合わせ要問い合わせ
Square 予約記載なし記載なし記載なし対応要問い合わせ要問い合わせ
各社の公式サイトの記載に基づきます(情報確認日 )。 「—」は公式サイトに記載がなかった項目です。価格は変動する場合があります。

「クーポンサイト連携」が「対応」になっている製品は、公式サイトで予約サイトとの連動や一元管理をうたっている製品です。「—(記載なし)」は、連携できないという意味ではなく、公式サイトで確認できなかったという意味です。資料で個別に確認してください。

連携の「対応」だけで決めてはいけない理由

同じ「クーポンサイト連携」でも、中身は製品によって違います。資料請求や商談のときに、次の点を確認してください。

確認することなぜ重要か
連携できる予約サイトの名前自分の店が使っているサイトが対象に入っていなければ意味がない
取り込みの方向予約サイトの予約を取り込むだけか、自社側の予約で予約サイトの枠も埋まるか(双方向か)
反映までの間隔即時か、数分〜数十分おきか。間隔が長いほど、その間に重なる可能性が残る
メニューとスタッフの対応づけ予約サイトのメニュー名・担当者と、自社の設定をどう結びつけるか
キャンセル・変更の反映予約サイト側でキャンセルされたとき、自動で枠が空くか
連携の費用連携がオプション料金になっていないか、連携先の予約サイト側にも費用がかかるか

特に双方向かどうかと反映の間隔は、ダブルブッキングが本当になくなるかを左右します。資料だけで分からない場合は、商談で「自社予約で14時が埋まったら、予約サイトの14時は何分後に閉じますか」と具体的に聞くのが確実です。

それでも起きてしまったときの対応

システムを入れても、設定の漏れや連携の遅れでダブルブッキングが起きることはあります。起きたときは次の順で対応します。

  1. 後から入った予約のお客様に、できるだけ早く連絡する(当日ではなく、気づいた時点で)
  2. 近い時間の代わりの枠を2〜3つ提示する
  3. 原因(どの入口の、どの反映が遅れたか)を記録し、設定を見直す

お客様への連絡が遅れるほど、来店してから気づくという最悪の形になります。予約が入ったらすぐに台帳を確認する習慣と、重なりを知らせる通知の設定をあわせて整えておくと安心です。

よくある質問

電話予約はどう一元管理すればよいですか

電話で受けた予約を、受けたスタッフがその場で予約システムに入力する運用にします。紙にメモして後で入力する運用は、入力までの時間差でダブルブッキングの原因になります。

予約サイトごとに管理画面を開いて確認するだけではだめですか

予約数が少なく、確認をこまめにできるうちは回ります。ただし施術中は確認できないため、予約が集中する時間帯ほど重なりやすくなります。入口が3つを超えたら、一元管理を検討する時期と考えてください。

予約システムを乗り換えるときに気をつけることは

乗り換えの前後は、新旧2つの台帳が並ぶため、ダブルブッキングが最も起きやすい時期です。切り替えの手順は「予約システムの乗り換え手順」で解説しています。

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