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小売店のPOSレジの選び方|在庫管理・ネットショップ連携・免税販売で比べる

アパレル・雑貨・食品などの小売店がPOSレジを選ぶときの確認点を、在庫管理の深さ、ネットショップとの在庫連動、2026年11月からの免税制度の変更への対応を中心に解説します。

会計・注文と顧客管理更新日 えらぶゾウ編集部

小売店のPOSレジは、会計の速さ以上に、在庫をどこまで正確に管理できるかで差がつきます。アパレルや雑貨のように商品点数が多い店、ネットショップと実店舗を両方運営している店、訪日客の多い店では、必要な機能がそれぞれ違います。

この記事では、小売店がPOSレジを選ぶときの確認点を、在庫管理・ネットショップ連携・免税販売の3つを中心に整理します。

在庫管理の深さを見極める

POSレジの在庫管理には、売れた数を在庫から引くだけの簡易なものから、入荷・出荷・棚卸・ロスの記録、在庫が減ったときの通知(在庫アラート)、複数店舗間の在庫の確認まで扱えるものまであります。

次のどれに当てはまるかで、必要な深さが決まります。

  • 商品点数が多い:バーコードでの読み取りと、CSVなどでの商品の一括登録ができるか
  • 色やサイズ違いの商品がある:1つの商品を色・サイズ別に管理できるか
  • 複数店舗がある:店舗ごとの在庫を本部からまとめて確認・調整できるか
  • 棚卸に時間がかかっている:スマートフォンやハンディで棚卸ができるか

無料で使えるプランでも在庫管理の基本機能を備えた製品はありますが、本格的な在庫管理は有料プランやオプションになっていることが多いです。

小売店向けPOSレジの料金と主な機能
製品初期費用月額費用在庫管理ネットショップ連携免税販売複数店舗対応
Airレジ0円0円対応記載なし記載なし記載なし
STORES レジ0円0円対応対応記載なし記載なし
スマレジ要問い合わせ0円対応対応対応対応
Square POSレジ要問い合わせ0円対応記載なし記載なし対応
POS+ retail要問い合わせ要問い合わせ対応対応対応対応
各社の公式サイトの記載に基づきます(情報確認日 )。 「—」は公式サイトに記載がなかった項目です。価格は変動する場合があります。

「—」は公式サイトで記載が確認できなかった項目です。

ネットショップと在庫を分けない

実店舗とネットショップを両方運営していて在庫を別々に管理していると、ネットで売れた商品が店頭に並んだままになったり、店頭で売れた商品がネットで注文されたりします。POSレジとネットショップの在庫が自動で連動するかを確認してください。

連動の方法は製品によって違います。同じ会社のネットショップと在庫を共有するもの、Shopifyなど外部のネットショップサービスと連携するものがあります。今使っている、または使う予定のネットショップの名前を伝えて、連携の範囲(在庫だけか、商品情報や売上も連動するか)を資料で確認してください。

免税販売は制度の変更に注意する

国税庁は、令和7年度税制改正により、2026年11月1日から輸出物品販売場制度(免税店の制度)が「リファンド方式」に移行すると案内しています。免税販売を行っている店、これから始める店は、使っているPOSレジや免税手続きのサービスが新しい制度に対応しているかを確認する必要があります。

制度の詳細や、免税店の許可の手続きについては、国税庁の特設ページで最新の情報を確認してください。

月額と決済手数料を足して比べる

POSレジの費用は、月額料金だけでなく、キャッシュレス決済の手数料、レジ周りの機器(タブレット、レシートプリンター、バーコードスキャナー、キャッシュドロア)を合わせて考えます。決済手数料の計算方法は「キャッシュレス決済手数料の比べ方」で解説しています(美容室向けの記事ですが、計算方法は小売店でも同じです)。

よくある質問

無料のPOSレジで在庫管理はできますか

売れた数を在庫から引く程度の在庫管理であれば、無料のプランで対応している製品もあります。入荷・棚卸・複数店舗の管理などは有料プランになっていることが多いため、扱う商品点数と店舗数で判断してください。

今のレジから乗り換えるとき、商品データは移せますか

多くの製品で、CSVによる商品の一括登録に対応しています。ただし、色・サイズ違いの商品の扱いや、過去の売上データを移せるかは製品によって違います。資料請求の際に、今使っているレジの名前と商品点数を伝えて確認してください。

参考にした資料

制度や料金は変わることがあります。手続きの前に、提出先や各社の最新の案内をご確認ください。

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